タイラバしてたら、アタリがあるのにヒットしないなんてことないですか?
コレ、結論から言うと、針先がなまってる可能性が高いです。
僕は釣れる確率を上げるために毎釣行ごとに新しい仕掛けを使います。
とはいえ毎回仕掛けを買うのは経済的ではありません。だから自作をします。
しかし、自作しようって思うものの、フックとラインのバランスが悪いとフックがリーダーに絡んだりネクタイと同調せずに垂れ下がってしまうなんてことがあります。
そこで、メーカーによくあるセッティング、まぁ言えば手堅いバランスのタイラバのフックユニットを簡単かつ安価に作成する方法をご紹介いたします。

参考までに、
上のは1個あたり約215円で、下のは1個あたり約170円です。
(安いネクタイがあったので、スカート付けてこの金額です)
とまぁ、このように、自作なら市販品の1/2~1/3の費用で作ることができます。
自作に必要なもの

- よつあみ(YGK) シーハンター(赤) 8号 5m 500円
- ハヤブサ 瞬貫真鯛 6号 25本入 400円
- お好みのネクタイ 3個入り 400円
- ジャッカル ビンビン玉 バックファイヤーキャップ Mサイズ 10個入 350円
注意点として、シーハンターは赤の8号、針は6号、バックファイヤーキャップはMです。
今回、ハヤブサのフックユニットを参考にバランスをとっています。
フックのサイズ、ハリスの長さ、ハリスの太さ、まぁ各メーカー似たり寄ったりです(笑)

作り方

シーハンターで針を結ぶ
シーハンターで針を結びます。まだハサミでシーハンターは切りません。
結び方は何でも構いません。
一番簡単なのは外掛け結びでしょうか。
外掛けは内掛けよりも強度が劣ると言われますが、気にする必要はありません。
メインラインとリーダーのノットと比べれば全然強いです。
巻き付けは4~5回程度で構いません。
結び方はシーガーのサイトが非常にわかりやすい説明をしてくれてるので、リンクを貼っておきます。
巻き付けたら、コブの部分を湿らせてから本線と余り糸を強く引っ張ります

コブをチモトまでずらして、本線を強く引っ張ります。
針は適当なものに引っかけるかペンチでつかみます。
ちなみに画像はハサミの後ろに引っかけてます。
引っ張りすぎると針が曲がってすっぽ抜けてケガの元なのでほどほどの力で。

余ったラインは切ります。あまり際で切らず、5mm程度残します。
結びコブに瞬間接着剤を垂らしたり、熱収縮チューブを付ける方法もありますが不要です。
簡単な作りですが、僕は問題になったことはありません。
反対側の針を結ぶので、ハサミでシーハンターを切ります。
針の根元から26~27cmほどの長さで切ります。
外掛け結びで作るなら26cmですが、内掛け結びなら、もう少し長めに取ります。
(仕掛け1本あたりシーハンター31~32cm程度使います)

先ほどと同様、反対側に針を結びます。
外掛け結びは本線を引っ張るので、シーハンターが殆ど余らずコスパ最高です。
糸よれするような糸じゃないし、全然問題なしです。
結べたら折り返します。

今回は段差をつけてます。針1本分です。
片方をもっと長くする作り方、同じ長さにする作り片、3本針もありますが、簡単かつオールマイティでバランス重視しているので今回はこのようにします。

2本ごと真結びします。
結びこぶを作る位置は、段差針の上の針のラインが約2cmになるように調整します。
2cmの根拠は、市販品がほぼ2cmだからです(笑)

針の向きが気になる人は、両方外側に向くようにすると良いと思います。
結び目を作る直前に微調整しますが、気に入った向きになってない場合は、本締めの直前でも微調整できます。
例えば反対に向けたい場合は、反対に向けたい方のラインを360度回して、少し強めに引っ張ります。
どうです?うまく180度ぐらい回ってくれてませんか?
と、ここまで書いてて言うのも何ですが、針の向きはそこまでシビアなモンでもないと思います。
(両方内向きの地獄針仕様とかバンバン釣れるので)
あっ、締めこむときは湿らせるのを忘れないようにしてください。
ネクタイの装着
バックファイヤーキャップを被せて、わっかの間にネクタイを装着します。

バックファイヤーキャップを結びこぶまでスライドして完成です!

スカートを付けたい場合は、スカートを束にした状態で余ってるPE等で縛っておくとバラけにくいです。

バックファイアーキャップを被せるとこんな感じですね。
(僕は大半スカートつけないですが)

以上!参考になれば幸いです!
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