タイラバとリーダーってどうやって接続するの?
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 強度があって最も簡単&便利な結び方
- 紅牙ユニットの接続に使える結び方
- アシストラインにリーダーを結ぶ際の注意点
タイラバの仕掛けの結び方 箱掛け
色んな接続方法がありますが、基本的には箱掛けだけ覚えておけば大丈夫です。
使い勝手がバツグンに良く、強度面に関しても問題ありません。
実際、僕は殆ど箱掛けですが、何度もメーター級のサメを釣ってます。
結び方
実物で説明するとラインが見にくいので、カラビナとロープを使って解説します。
カラビナ側がタイラバのアシストラインと思ってください。
実際にタイラバに接続するとこんな感じ
タイラバを交換したい場合は、ステップ4~6を逆の要領で外すだけです。
いちいちリーダーを切る必要がないので利便性が高いです。
箱掛けをおすすめする理由① フックの交換が楽!
箱掛けはリーダーを切らずにフックの交換ができます。フグにフックを切られてしまったり、アシストラインが痛んできたので交換したい場合に大変楽ちんです。
具体的には
箱掛けをおすすめする理由② ヘッドの交換が楽!
同じ要領でリーダーを切らずにヘッドの交換ができます。
具体的には
箱掛けをおすすめする理由③ 他の結び方だとアシストラインに結びこぶが残る
ユニノット等の場合はタイラバを交換したい時に、アシストラインに傷をつけないよう結びこぶを切断する必要があるのですが、箱掛けだと心配無用です。
ユニノットだとこんな感じです
箱掛けのちょっとだけ微妙なところ
箱掛けは簡単&パーツ交換が楽ですが、太いリーダーを使う場合には注意が必要です。
具体的にはリーダー5号、アシストライン10号などの太いラインを組み合わせると結び目が大きくなり、保護パイプの内径が細いヘッドだと結び目が通らなくなる場合があります。
具体的には、がまかつの「桜幻 鯛ラバーQ TGシンカー」、Amazonで売られている激安のタングステンヘッド(100g以下は特に細い)、自作ヘッドのロリポップスティック等はパイプの内径が細いので厳しいです。
その他のタイラバの仕掛けの結び方
基本的には箱掛けの接続だけで大丈夫なのですが、太いリーダーを使いたい理由等があり、結びこぶが大きくなるのがイヤな場合は、以下の3つの結び方があります。
代表的な結び方3つ
- ユニノット
- クリンチノット
- 漁師結び
全て覚える必要はなく、ユニノットだけとかで十分だと思います。
ユニノット
釣り糸(ライン)の結び方 – ユニノット|YAMARIA Corporation|新しい釣りを提案する
https://www.yamaria.co.jp/knot/04_yuniknot
実演例
個人的には次に紹介するクリンチノットよりもユニノットの方が簡単だと思います。
クリンチノット
釣り糸(ライン)の結び方 – クリンチノット|YAMARIA Corporation|新しい釣りを提案する
https://www.yamaria.co.jp/knot/04_yuniknot
実演例
工程が長く、締め込み方にも少しコツが必要なのでユニノットの方が使いやすいと思います。
漁師結び(完全結び)
完全結び(漁師結び)|強いノットはこれだ!|フロロカーボンのパイオニア・釣り糸のシーガー|Seaguar
https://www.yamaria.co.jp/knot/04_yuniknot
実演例
本線を引っ張った後は、端糸を引っ張り、再度本線を引っ張りと交互で何度か引っ張ります。
一見、完全結びと呼ばれる漁師結びが良いように思いますが、紅牙の接続パーツαBの接続には使えません。
まとめ:タイラバの仕掛けの結び方
基本的には箱掛けが簡単かつ便利なので、太いリーダーや紅牙の接続ユニットを使わない場合は、箱掛けだけ覚えておけば十分だと思います。
5号等の太いリーダーを使いたい場合は、ユニノット、クリンチノット、漁師結びでアシストラインと結ぶと良いでしょう。
ダイワのタイラバを買った場合は、紅牙の接続ユニットなので、ユニノットやクリンチノットで結ぶ必要があります。