タイラバのリーダー完全ガイド!何号?長さは?選び方とおすすめ10選

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心の声

タイラバのリーダーは何号を何mつけるの?
フロロカーボンが正解?ナイロンでも良いの?

「また、今日もヒットが少なかった……」そんな経験はありませんか? あるいは「今日もロストが多かった…」と頭を抱えている方もいるかもしれません。実は、そんなあなたはリーダーの選び方を間違っている可能性があります。

この記事では、どのようなリーダーを選べば良いのか、リーダーの長さはどれくらいが適しているのか。それぞれの疑問に対する答えを具体的に解説します。さらに、リーダー選びのヒントやアドバイスもお伝えしていきます。

この記事でわかること
  • タイラバのリーダーの選び方
  • タイラバのリーダーの長さや太さ
  • タイラバにおすすめのリーダー10選
  • おすすめの結束方法
この記事を書いた人
ヨル

<プロフィール>
✔釣り歴15年以上
✔ボートオーナー
✔基本天候が合えば週末は出船

目次

タイラバにはリーダーが必要

リーダーとはメインラインであるPEラインの負荷を軽減させるための先糸で、一般的にはPEラインの先に3~5mほどフロロカーボンラインを結びます。

リーダーが必須な理由はPEラインの特性が関係してきます。

PEラインの特性

  • 感度が高い
  • 太さに対して直線強度がある
  • 摩擦や衝撃に弱い
  • 結束強度が低い

これらの特性から、PEラインに、フック、海底の障害物、魚、海中のゴミなどが接触することで徐々に摩耗し、編み込まれた糸の一部が弱くなると全体の強度が落ち、簡単に切れてしまう可能性があるので、特に仕掛けに近い部分を重点的に守るべく、リーダーを付けてやります。

タイラバ用のリーダーの選び方

タイラバ用のリーダー選びは、ラインの材質と太さに注目します。

材質については以下のようなものがあります。

タイラバに使われるリーダーの材質
  • フロロカーボン
  • ナイロン
  • カーボナイロンやナノダックス等

リーダーの材質はフロロカーボンが主流

材質は色々ありますが、タイラバのリーダーには殆どの人がフロロカーボンを使っています。

その理由はフロロカーボンは耐摩耗性が高く、海底付近の障害物や魚体などへの接触によるダメージに対して非常に強いからです。また、ナイロンラインほどではありませんが、伸縮性もあるため衝撃を吸収する能力があります。

ちなみにナイロンの方が伸縮性が高いので魚の乗りが良いと話も聞きますが、魚の乗りに関してはタイラバロッド側の特性で相当に吸収するので、リーダーの伸縮性はさほど必要ありません。どちらかと言えばリーダーにはナイロンよりも耐摩耗性の高いフロロカーボンを選択することをおすすめします。

タイラバに適したリーダーの太さ

結論から言うと、タイラバのリーダーに適した太さは3~5号(12~20lb)です。細すぎると強度不足ですし、太すぎると潮の抵抗が大きくなり着底感度などが下がります。またタイラバを結束しにくくなるなどの理由から一般的には3~5号を使います。

リーダーの太さPEラインの号数にあわせ、PEラインが0.8号ならフロロカーボンの3号、PEラインが1号ならフロロカーボンの4号と言った感じにします。ちなみにPEライン0.8号でリーダーが3号もあれば80cmのブリでも切らずに寄せてくることができます。

ヨル

タチウオやフグを多く見かけるような日は少し太めで5号を使うことで仕掛けのロストを軽減できます。ちなみにサワラについては5号程度では太刀打ちできないのでタイラバついでで狙わない方がよいです。

タイラバで必要なリーダーの長さ

一般的にタイラバのリーダーの長さは3~5m程度です。極端に短い1mのような長さでは海底の起伏や魚体のスレでPEラインを傷めてしまい仕掛けをロストする可能性が高く、かといって10mのような長さでは潮の抵抗が大きくなり着底感度や魚からの魚信等が分かりにくく結果的に釣果を減らすことに繋がります。

ちなみに高切れなどで船の上でリーダーを結び直す必要がある場合、m数を計るのは困難だと思うので、ザックリと2~3ヒロと言うので覚えておくと良いでしょう。1ヒロは両手を広げた長さで、一般的にはほぼ身長と同じ長さになります。

掛けのタイラバは話が別

掛けのタイラバについては、乗せのタイラバよりも少し短くします。水深にもよりますが、大体1ヒロぐらいです。(PE1号+フロロカーボン4号を1.5m等)

タイラバにおすすめのリーダー10選

シマノ 炎月 EX フロロ リーダー 30m

炎月EXフロロリーダーは強度に優れた高分子フロロカーボンを採用した上に、独自の二層構造で外装を柔らかく仕上げているので、PEラインとの結束強度を向上することができます。

ダイワ 紅牙リーダーEX II タイプF(フロロ)

紅牙リーダーEXⅡは適度な張りがありつつも、ミディアムソフト仕様なのでPEラインとの結束がしやすくなっています。

また専用設計のスプールバンドが付いているので糸のバラケを防ぎ、糸の引き出しにストレスがかかりません。カラーは魚に見切られにくいステルスピンク。

サンライン 鯛の糸リーダー SV-I

鯛の糸リーダーには魚にリーダーの存在を気付かれないようカモフラージュカラーとしてマジカルピンクというカラーが採用されています。

耐摩耗性についても優れた高強力原糸と特殊加工の組み合わせで岩礁などの傷を軽減してくれます。

クレハ シーガー グランドマックスFX

色んなフロロカーボンラインがある中でひと際しなやかなのがグランドマックスFXです。

もともと結束強度、感度、耐摩耗性などにおいて最強クラスであるグランドマックスを、FNT製法による特殊処理でしなやかさがプラスされています。

サンヨーナイロン APPLAUD ナノダックス ショックリーダー

ナノダックスショックリーダーにはフロロカーボンよりも強度が高いナノダックスという素材が使われています。

一般的な3号のフロロカーボンは12lbですがナノダックスは15lbと言った感じです。ラインの太さをそのままに潮の抵抗を増やさないまま強度を上げることができます。カラーはアクアクリアー。

バリバス ショックリーダー [フロロカーボン]

バリバスショックリーダーはノンストレスコーティングで魚の歯やヒレ、ストラクチャーとのコンタクトにもキズ付きにくいバツグンの耐摩耗性を実現しています。

スプールバンドが付属しているのでタックルボックスへの収納勝手も良いです。

デュエル パワーリーダーFC

スレに強く、しなやかで低伸度。スプールバンドは付いてませんが、左右から挟むカバーが付属しているので糸が勝手に出てきてグシャグシャっとなる心配もありません。

デュエル パワーリーダー タイラバCN

カーボナイロンは、フロロカーボンの持つ低伸度、高感度、耐水性、摩耗性とナイロンの持つ高強力、操作性を高次元で実現したラインです。

フロロカーボンと比較すると糸癖がつきにくく、また耐久性が50%UPを実現するなど、中途半端なナイロンとフロロカーボンの合いの子ではなく優れた特徴を持ったラインです。

ヤマトヨテグス フロロ ショックリーダー

ヤマトヨテグスのフロロショックリーダーは実売価格600円前後と驚異のコスパ誇ります。勿論強度に問題などはなく普通に使えます。

ラインを引っ張れば巻きグセが取れるソフトタイプのフロロカーボンを採用。2~25lbは携帯性に優れる薄型スプールで、ラバー製バンド付き。

東レ ショックリーダー スムーズロックプラス

東レのスムーズロックプラスは高い衝撃吸収性としなやかさを備えたショックリーダーとして専用設計されたラインです。

細くて強いワンランク上の強力(LB)を実現。ナノスリット搭載で、ルアーやPEとのノットで高い結束性能を発揮。

おすすめの結束方法

メインラインとリーダーの結束方法は一般的にFGノットで組みます。SCノットも鳴れると簡単&素早く組めるのですが案外コツが必要なのと細糸だと50回ぐらいは巻き付けないとすっぽ抜け易いこともあり、やはり一番のおすすめはFGノットです。

左利きの人用

左利きの人はイカ先生の解説動画が参考になります。

簡単FGノット

小指と人差し指に巻くのが苦手な人は、堀田式FGノットを試してみてください。

まとめ:タイラバリーダー

タイラバをするにはリーダーが欠かせません。

その理由は、リーダーがメインラインであるPEラインを保護し、衝撃を吸収する重要な役割を果たすからです。PEラインは細くて感度が高い反面、摩擦や衝撃に弱いので、リーダーなしではあっという間に切れてしまいます。

以下、重要なポイントをまとめます。

リーダーの選び方は二つ

一つ目は材質。リーダーは摩擦による摩耗に強いフロロカーボンが一般的で、海底付近を釣るタイラバにとって最適です。

二つ目は太さ。リーダーの太さはメインラインに合わせ、3~5号が適しています。例えば、乗せのタイラバならメインラインがPE0.8号ならリーダーは3号、掛けのタイラバならPE1号なら4号のフロロカーボンが良いでしょう。

さらに重要なのはリーダーの長さ

最低でも3mは必要で、特に大型の根魚を狙う場合はスレ対策も考慮し5m程度は欲しいところ。逆に掛けのタイラバのリーダーは1ヒロ程度で十分です。

これらを心得て、リーダーの選び方を理解し、より良い釣り釣果を得てください!

ヨル
釣り師
釣り歴15年・小型船舶免許持ち・四国在住・自作野郎
主な釣り品目は、タイラバ、ティップラン、エギング、メバリング、アジング、ワインド、タチウオの曳釣り。
素人ならではの忖度しないリアルな考えや経験談を発信することで、少しでも他の釣り師の役に立とうとの思いからブログを運営。
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