タイラバのリーダーは何号を何mつけるの?
フロロカーボンが正解?ナイロンでも良いの?
「また、今日もヒットが少なかった……」そんな経験はありませんか? あるいは「今日もロストが多かった…」と頭を抱えている方もいるかもしれません。実は、そんなあなたはリーダーの選び方を間違っている可能性があります。
この記事では、年に20回以上タイラバに出かける私の経験を基に、タイラバのリーダーについての詳細情報と、私が自信を持っておすすめする商品を紹介します。
- タイラバのリーダーの選び方
- タイラバのリーダーの長さや太さ
- タイラバにおすすめのリーダー10選
- おすすめの結束方法
<プロフィール>
✔釣り歴15年以上
✔ボートオーナー
✔基本天候が合えば週末は出船
タイラバリーダーの役割と基本
タイラバで好釣果を得るためには、リーダーの選択が非常に重要です。
リーダーはメインラインとルアーをつなぐ役割を果たすため、適切なリーダーを選ばなければ多くの魚を釣ることができなくなる可能性があります
タイラバにはリーダーが必要
リーダーは、タイラバにおいて欠かせない要素です。
これは、リーダーが主にメインラインの保護と魚への隠蔽を担うからです。リーダーがなければ、魚にメインラインが直接見えてしまい、警戒されてしまうことがあります。
また、リーダーは根掛かりや岩による摩擦からラインを守り、ラインブレイクのリスクを減らす役割も果たします。
リーダーの選び方とその重要性
タイラバで大切なのは、ただリーダーを使うことだけではありません。どのようなリーダーを選ぶかが釣果に直結します。
リーダーの選び方を理解し、適切なものを選ぶことで釣果を大きく向上させることができます。
リーダーの素材はフロロカーボン一択
リーダーの素材選びにおいては、フロロカーボンが最も推奨されます。
フロロカーボンリーダーの最大の特徴は、摩擦に強く耐久性にも優れていることです。そのため岩場や障害物が多い海域での使用に適しています。また、フロロカーボンはその他のナイロンやPEラインと比べて耐UV性や耐化学性にも優れているため、長期間の使用に耐えることができ、コストパフォーマンスも高いです。
さらにフロロカーボンの特徴として透明度が高く水中でほとんど見えないため、ターゲットとなる魚がリーダーを識別しにくく自然なアプローチを行うことでき、魚に余計なプレッシャーを与えません。
以上の理由から、フロロカーボンはタイラバにおいて最適なリーダー素材と言えます。フロロカーボンのリーダーを使用することで、釣果を格段に向上させることが期待できます。
リーダーの太さと長さの基準
結論から言うと、タイラバのリーダーに適した太さは3~5号(12~20lb)です。細すぎると強度不足ですし、太すぎると潮の抵抗が大きくなり着底感度などが下がります。またタイラバを結束しにくくなるなどの理由から一般的には3~5号を使います。
リーダーの太さPEラインの号数にあわせ、PEラインが0.8号ならフロロカーボンの3号、PEラインが1号ならフロロカーボンの4号と言った感じにします。ちなみにPEライン0.8号でリーダーが3号もあれば80cmのブリでも切らずに寄せてくることができます。
タチウオやサバフグを多く見かけるような日は少し太めで5号を使うことで仕掛けのロストを軽減できます。ちなみにサワラについては5号程度では太刀打ちできないのでタイラバでは狙わない方がよいです。
長さに関しては、状況に応じて調整しますが、通常はリーダーの長さを3メートルから5メートルに設定することが多いです。底質が岩がちで根掛かりのリスクが高い場合や、大型魚を狙う場合は、長めに設定することを推奨します。
大阪湾や瀬戸内海のようにバーチカルの釣りであれば4メートルもあれば十分ですが、逆にドテラ流しをする地域では根ズレ回避のために、若干長めの5メートル程度にしておくことをおすすめします。
リーダーの結び方
リーダーを結ぶ方法を正しく理解し実践することは、タイラバで好釣果を得るためには重要なことです。適切なノット(結び方)を使用することで、リーダーの強度を最大限に活用し、ターゲットとなる魚を確実に捕獲することができます。
左利きの人用
左利きの人はイカ先生の解説動画が参考になります。
簡単FGノット
小指と人差し指に巻くのが苦手な人は、堀田式FGノットを試してみてください。
タイラバにおすすめのリーダー10選
タイラバで好釣果を得るためには適切なリーダーの選択が非常に重要です。
以下では、実績と性能に基づいて選んだ10個のリーダーをご紹介します。これらの商品はすべて、タイラバにおいて最高のパフォーマンスを発揮するよう設計されており、初心者からプロのアングラーまで幅広く使用されています
シマノ 炎月 EX フロロ リーダー 30m
炎月EXフロロリーダーは強度に優れた高分子フロロカーボンを採用した上に、独自の二層構造で外装を柔らかく仕上げているので、PEラインとの結束強度を向上することができます。
ダイワ 紅牙リーダーEX II タイプF(フロロ)
紅牙リーダーEXⅡは適度な張りがありつつも、ミディアムソフト仕様なのでPEラインとの結束がしやすくなっています。
また専用設計のスプールバンドが付いているので糸のバラケを防ぎ、糸の引き出しにストレスがかかりません。カラーは魚に見切られにくいステルスピンク。
サンライン 鯛の糸リーダー SV-I
鯛の糸リーダーには魚にリーダーの存在を気付かれないようカモフラージュカラーとしてマジカルピンクというカラーが採用されています。
耐摩耗性についても優れた高強力原糸と特殊加工の組み合わせで岩礁などの傷を軽減してくれます。
クレハ シーガー グランドマックスFX
色んなフロロカーボンラインがある中でひと際しなやかなのがグランドマックスFXです。
もともと結束強度、感度、耐摩耗性などにおいて最強クラスであるグランドマックスを、FNT製法による特殊処理でしなやかさがプラスされています。
サンヨーナイロン APPLAUD ナノダックス ショックリーダー
ナノダックスショックリーダーにはフロロカーボンよりも強度が高いナノダックスという素材が使われています。
一般的な3号のフロロカーボンは12lbですがナノダックスは15lbと言った感じです。ラインの太さをそのままに潮の抵抗を増やさないまま強度を上げることができます。カラーはアクアクリアー。
バリバス ショックリーダー [フロロカーボン]
バリバスショックリーダーはノンストレスコーティングで魚の歯やヒレ、ストラクチャーとのコンタクトにもキズ付きにくいバツグンの耐摩耗性を実現しています。
スプールバンドが付属しているのでタックルボックスへの収納勝手も良いです。
デュエル パワーリーダーFC
スレに強く、しなやかで低伸度。スプールバンドは付いてませんが、左右から挟むカバーが付属しているので糸が勝手に出てきてグシャグシャっとなる心配もありません。
デュエル パワーリーダー タイラバCN
カーボナイロンは、フロロカーボンの持つ低伸度、高感度、耐水性、摩耗性とナイロンの持つ高強力、操作性を高次元で実現したラインです。
フロロカーボンと比較すると糸癖がつきにくく、また耐久性が50%UPを実現するなど、中途半端なナイロンとフロロカーボンの合いの子ではなく優れた特徴を持ったラインです。
ヤマトヨテグス フロロ ショックリーダー
ヤマトヨテグスのフロロショックリーダーは実売価格600円前後と驚異のコスパ誇ります。勿論強度に問題などはなく普通に使えます。
ラインを引っ張れば巻きグセが取れるソフトタイプのフロロカーボンを採用。2~25lbは携帯性に優れる薄型スプールで、ラバー製バンド付き。
東レ ショックリーダー スムーズロックプラス
東レのスムーズロックプラスは高い衝撃吸収性としなやかさを備えたショックリーダーとして専用設計されたラインです。
細くて強いワンランク上の強力(LB)を実現。ナノスリット搭載で、ルアーやPEとのノットで高い結束性能を発揮。
リーダーのメンテナンスと交換時期
タイラバのリーダーは適切なタイミングによる交換が必要です。リーダーのケアを怠ると、せっかくの釣行が台無しになることもあります。
せっかくの大物ヒットがリーダーで切れたなんて日には後悔しかありません。
交換のタイミングとサイン
リーダーは使用するたびに摩耗やダメージを受けます。そのため、以下のようなサインが見られたら、リーダーを交換するタイミングと考えてください。
- リーダーに目に見える摩耗や傷がある場合
- 特に根掛かりが多い場所で使用した後
- 強い引っ張りや大型魚のファイトを経験した後
これらの条件は、リーダーが最大限の性能を発揮できない可能性があるため、新しいリーダーに交換することを推奨します。
リーダーの交換を怠ると釣果が落ちるだけでなく、仕掛けのロストに及ぶ可能性もあるので、リーダーの交換は適切なタイミングで行ってください。
まとめ:タイラバリーダー
タイラバにおいてリーダーの役割は非常に重要です。
この記事ではリーダーの基本的な役割から選び方・結び方・おすすめの商品まで詳しく解説しました。最適なリーダーを選ぶことで、釣果を大きく左右することができます。
- リーダーは隠れた主役
- 選び方が釣果を左右する
- 正しい結び方が重要
これらを心得て、リーダーの選び方を理解し、より良い釣り釣果を得らればと思います。
そして、ここで紹介したおすすめのリーダーもぜひ試してみてください。