スカートって無くても釣れるのに自作する必要あるの?
今回は、こんな疑問にお答えしていきます。
この記事の内容
- スカートの必要性
- スカートを自作するのに必要なものや費用
- 具体的なスカートの自作方法
タイラバにスカートは必要なのか?
結論から言うと、スカートはあったほうがいいです。
ぶっちゃけスカートが無くても真鯛は釣れますが、明らかにスカートにだけ反応している時があります。
タイラバマガジンⅢにも「スカート部分が無くなっていると魚とのアクションがまったく無くなった経験がある」と書かれてる記事があるぐらいです。
実際に、僕も激渋の日にスカートを足した途端、急に釣れだしたことが何度もあります。
もし、スカート不要と思ってるのでしたら、パっと付け足しやすいものを自作して持っていくだけでもオススメします。
タイラバのスカートを自作するために必要なものや費用
シリコンラバー
シリコンシートから作ると手間がかかりすぎるので、今回は手軽かつ安く作る方法をご紹介します。
材料としては、各社から販売されているシリコンラバーを使います。
メーカー | 商品名 | 販売価格 | 入本数 | 1本単価 |
ダイワ | 紅牙カットスカート | 445円 | 44本 | 10.1円 |
ハヤブサ | フリースライド カスタムシリコンラバー | 316円 | 60本 | 5.3円 |
ジャッカル | ビンビン玉カスタムスカート | 385円 | 60本 | 6.4円 |
タカミヤ | FALKEN R シリコンラバー | 181円 | 45本 | 4.0円 |
k-outdoor | シリコン ラバースカート | 560円 | 600本 | 0.9円 |
個人的なオススメはタカミヤのシリコンラバーです。安さ最重視であれば、Amazonのk-outdoorが激安ですがカラーが微妙です。
道具
- ハサミ
PEラインを切りやすいもの。
持ってなければスミスのPE シザースなんかがコスパよくておすすめ。
ちなみに僕はシマノのスパシザーを使ってます。メチャクチャ切れるので手間がかからずストレス無しです。 - 0.6~1.2号程度のPEライン
使わなくなったものでOK。スカートを束ねるために使うだけなので強度は不要です。
タイラバのスカート自作方法
実は簡単で、シリコンラバーをPEラインで数本束ねるだけでできます。
詳細は以下のとおり。
今回は10本で作るので10本だけ端を残した状態で切り分けます。
メーカーによって本数が異なり、メジャークラフトは3本、ジャッカルは5本、ハヤブサは6本、がまかつは6本、シマノのタイガーバクバクは14本とピンキリです。
ちなみに本数が多すぎるとフッキングを妨げる原因にもなるので、ほどほどの本数にします。特に小さくて細いフックを使う場合は少なめが良いでしょう。
こんな感じで、まぁまぁ適当な大きさの輪っかをゆるく作ります。
先ほど作った輪っかにシリコンラバーを通し、軽くPEラインを絞めます。軽くです。
強く絞めるとシリコンが切れちゃいます。
ほどけ防止として追加で2回くくって締めます。3回目は若干強めに締めます。
束ねているPEラインがシリコンラバーの真ん中よりずれていたら、手で引っ張って修正します。
真ん中で束ねられていれば、PEラインをカットします。
シリコンラバーの端を切り落とします。
こんな感じで完成です。案外ほどけません。
これ一個のコストは53円でした。10本で作ったので少し高めですが、6本で作れば32円程度と非常に安いです。
タイラバのユニットにスカートを装着
装着してみました。
一番下が全て自作のオリジナル。上の2つは、シマノのタイガーバクバクと、ジャッカルのビンビン玉。
メーカーの商品と見比べてみても、特に違和感ないと思います。
と言うかタイガーバクバクとビンビン玉のボリュームが違いすぎですね。
まとめ:仕掛けを自作するならタイラバスカートも作ってみよう
タイラバスカートの自作は、ネクタイを買ってきて束ねるだけでできるので、ヘッドやネクタイの自作と比べても圧倒的に手間がかかりません。
ネクタイやフックを自作しているのであれば、更に釣果を伸ばすためにもカートも自作して釣行に持っていってみてください。