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タイラバの交換用フックの自作ってどうするの?
セッティングって何が正解なの?
3本針ってどうやって作るの?
今回は、こんな疑問にお答えしていきます。
この記事の内容
- フックを自作するのに必要なもの
- 仕掛けの長さや針のサイズの決め方
- フックの結び方
- 3本針の自作方法
- 自作したフックの保管方法
タイラバの交換用フックの自作に必要なもの
タイラバの交換用フックの自作に必要なものは以下の通りです。
- ペンチ
- 物差し
- ハサミ(PEライン対応)
- フック
- アシストライン
ペンチと物差し
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ペンチと物差しは100均のものでOK。
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物差しはカッティングマットの方眼でも代用可能ですね。
ハサミ
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ハサミは切れ味の良いものを強くおすすめします。
PE対応のハサミを持ってなければ、スミスのPEシザースがコスパ最高。安いけどよく切れます。
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個人的に最強だと思うのはシマノのスパシザー。ギザギザのおかげでテンション張らず片手で切れるので、端糸の処理がメチャクチャ楽です。
フック
フックはタイラバ用として販売されているものであれば問題ありません。
ダイワの紅牙フックSS、がまかつのサーベルポイント、ハヤブサの瞬貫真鯛、オーナー針のジガーライトマダイなどです。グレ針も小さい割に強いので吸い込み仕様で重宝します。
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ちなみにフッ素コートされてるフックは刺さりバツグンの反面、錆びやすいです。
使うフックの大きさ等に迷ったら以下を参考に選んでみてください。
- 小さめのフック:吸い込み重視で使う。S・M・LならSサイズ。瞬貫真鯛で言うと5号・6号・7号・8号の4サイズあるので6号。ちなみにネクタイにも同調しやすい。
- 大きめのフック:大型根魚がいる場所や青物が回ってる場合に使う。S・M・LならLサイズ。瞬貫真鯛で言うと8号。
- 掛け針:ショートバイトだらけの奥の手。乗せ針と比べて貫通力が弱いのでしっかり追いアワセを入れる。
アシストライン
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一般的には赤のシーハンター8号がよく使われます。(最近はシーブレイドに名前が変わってます)
注意点としては極端に太いアシストラインはすっぽぬけやすいですね。あと太めのPEやケプラートも使えますが長すぎると絡みやすくなります。
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シーハンターは赤と青がありますが別物なので注意してください。青は赤よりもかなりしなやかです。
参考までに僕はアシストラインをこのように使い分けてます。
- 標準仕様:赤のシーハンター8~10号。ほぼ8号を使用。青物対策でフックを大きくする場合は10号を使用。
- 吸い込み重視:青のシーハンター8号、もしくはケプラート8号。しなやかさ優先。
- キャスティング用:赤のシーハンター10号。投げると絡みやすいので太めを短めで使用。
- 送り掛け仕様:赤のシーハンター10号。長い分ラインにコシがないと絡みやすいので太めを使用。
ちなみに有名な中井チューンはPE6号です。
タイラバの交換用フックの自作方法
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ここからは具体的な作業をご紹介します。
- 作りたいスペックを決める
- フックとアシストラインの結ぶ(外掛け結びの徹底解説)
- 2本目のフックを結ぶために必要なアシストラインの計算
- フックの段差を付け
- ヘッドとフックの長さ調整
既製品を参考に作りたいスペックを決める
最初はメーカーの商品を参考にスペックを決めると良いでしょう。
各メーカーのヘッドと交換用フックを見てみます。
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右から順に、ヘッドから短いラインと長いラインの長さは以下のとおり。
- ダイワ 紅牙 ベイラバーフリーα(中井チューン) 45mm 50mm
- がまかつ 桜幻 鯛ラバーQ2 55mm 75mm
- シマノ タイガーバクバク 40mm 50mm
- シマノ ラクチェンバクバク 30mm 55mm
- ジャッカル ビンビン玉 爆流 42mm 100m
- ジャッカル ビンビン玉 スライド 50mm 65mm
- ハヤブサ フリースライド 50mm 65mm
- メジャークラフト 鯛乃実 60mm 75mm
※注 個人の目測なので、メーカーの公式データではありません。
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紅牙はフックが小さくアシストラインも柔らかいので吸い込み重視、ビンビン玉爆流は少し特殊で送り掛け仕様、他は標準的な仕様と言ったところしょうか。
まとめると、
- アシストラインは概ね赤のシーハンター8号。
- ヘッドから針の端までのラインの長さは、短い方が30~60mm、長い方が50~100mm。
- 段差は5~58mm。
- フックは大小さまざま。
今回は上記を参考にしつつ以下のスペックで作ることとします。
- アシストライン:赤のシーハンター8号
- ヘッドから針の端までの距離:40mmと60mm(段差20mm)
- フック:土肥富 アウトバーブ真鯛 10号(サーベルポイントのMとかでもいいと思います)
※ メーカーと同じ長さにしたい場合は、数字を読み変えて作ると同様のものを作成できます。
フックとアシストラインの結び方10ステップ
結び方は色々ありますが基本的に外掛け結びだけ覚えればOKです。
まず端糸分として50mmの長さでアシストラインを折り返します。
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端糸と本線をフックに添わせます。
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左手でフックを持ち、右手で端糸を持って本線とアシストフックに3回巻き付けます。
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この時に左手の中指でチモトとラインを押さえると巻きやすいです。
ちなみに右手は本線が一緒に回らないよう、少し下向きにテンションをかけてます。
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ここでフックを持ってる手を左手から右手に変えます。
巻き付けた部分と端糸を全て、右手の親指と人差し指の腹でつかむような感じです。
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フリーになった左手の人差し指と親指などを使い、端糸をループの奥から手前に通します。
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端糸を掴み、本線側を丁寧にゆっくり引っ張ります。
端糸だけ引っ張られてしまう場合じゃ、左手で端糸と結びこぶを一緒に掴みましょう。
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端糸をペンチでつかみ、本線を手で持ち力強く絞めこみます。
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こんな感じでフックを何かに引っ掛け、本締めしていきます。
ちなみにフックはペンチで掴むと傷がつくので掴まない方がいいです。
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結びこぶを手でチモトまで寄せ、フックの内側に本線が来てることを確認し、本締めします。
必要以上に強く引っ張るとフックが曲がったり、すっぽ抜けたりして危ないので注意です。
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不要な端糸を切れば外掛け結びの完成!
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2本目のフックを結ぶ
続いて反対側のフックを結んでいきます。
どこかでアシストラインを切る必要がありますが、余分に切り過ぎたり短すぎたりと不安があると思います。
アシストラインを切る長さは以下の計算式でわかります。
【長いフックの長さ + 短いフックの長さ + 140mm + 50mm】
今回で言うと
【60mm + 40mm + 140mm + 50㎜】=290mm
- 140mmはヘッドの中をアシストラインが通る部分で、長すぎるとアシストラインの無駄となります。もう少し節約したければ120mmでも大丈夫です。
- 50mmは外掛け結びに必要な部分です。慣れれば40mmでも十分ですし、慣れるまではもう少し長くしてもいいと思います。
段差をつけて折り返す
長いフックと短いフックの段差を20mmにするので、20mmの差をつけてラインを折り返します。
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真結びで結ぶ
折り返したラインを真結びで結びます。
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世間では8の字結びが当たり前に伝わってますが、真結びの方が位置調整しやすいのでおすすめ。コブ作って長さを固定してるだけなので強度云々も全く問題ない部分です。
短い方のフックの長さを40mmにするので、結び目の位置を調整して40mmになる場所で結びます。
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交換用フックにストッパーを通す
こんな感じでストッパーを通せば完成!
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上から、カルティバのチェンジストッパー、ジャッカルのバックファイアーキャップ(M)、発光玉ハード(3号)です。
着け外しが簡単なのはバックファイアーキャップ、コストが低いのは発光玉。
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個人的には発光玉をよく使います。バックファイアーキャップと比べてネクタイやスカートがフワっと広がる感じになります。
補足:発光玉の通し方
発光玉の内径がラインに対して少々キツイので、そのまま押し込もうにも容易には入ってくれません。
以下の4ステップで簡単に発光玉を通せるので、発光玉を使う方は参考にしてみてください。
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細いワイヤーを折り返して治具を作ります。
0.6号程度のナイロンやエステルやフロロカーボンでも代用できます。
折り返した箇所を発光玉に通します。
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治具を交換用フックのループに引っ掛けて、
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治具のワイヤーを再び発光玉に差し込みます。
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こんな感じで治具の発光玉を交換用フックにずらしたら完成です。
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タイラバの交換用フック(3本針)の自作方法
ここからは3本針仕様の自作方法です。
さっそく、ヘッドからフックの先端までが、35mm、50mm、65mmで作ってみます。
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実は作り方自体はほとんど2本針仕様と変わりません。
2本針仕様と1本だけフックを結んだものを用意する
2本針仕様を8の字で結び前のものと、1本だけフックを結んだラインを用意します。
今回1本だけ結んだものは、概ね100mmでラインをカットしています。
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段差を付けて束ねる
35mm、50mm、65mmで作るので、15mmずつの段差をつけて束ねます。
下の画像は、右端の一番短いフックが、1本だけ結んでいたものです。
![](https://tsuru-tsukuru-asobu.com/wp-content/uploads/2022/06/fook_self_made_3_02.jpg)
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3本束ねたまま真結びで結ぶ
2本針仕様と同様に3本束ねたまま結びます。
今回の例だと3本のうち一番短いフックが35mmになる位置で結んでください。
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結んだあとは、それぞれのフックが引っ張ってもすっぽ抜けないことを確認します。(まぁまず抜けませんが)
端糸を切ったら3本針仕様の完成!
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同じ要領で、4本、5本も作ることもできます。
が、個人的には絡みやすくなると感じるので、コシのあるアシストラインで3本針までにしてます。
キャスティングで使う場合も、3本だと絡みやすくなるので2本のほうが手堅いと考えてます。
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4本針とかだとカーリーのネクタイなんか相当動きが悪くなると感じてます。
自作したタイラバの交換用フックの使い方
今回ご紹介した交換用フックは、そのまま各メーカーのヘッドに突っ込めば使えます。
あとは発光玉と結びこぶの間に、お好みのネクタイやスカート束を挟めば仕掛けの完成です。
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ただし、がまかつの「桜幻 鯛ラバーQ TGシンカー」だけはヘッドの穴が小さく、折り返したアシストラインが通らないのでご注意ください。
自作したタイラバの交換用フックの保管方法
交換用フックは、スリットケースに入れて保管するのがオススメです。
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タッパーとかスリットの無い入れ物だと、グチャグチャに絡んで仕掛けの見分けが付きづらいんですよね。ストック補充を行う時も効率が悪いです。
ちなみにメイホーのスリットフォームケースJなら13セット、ランガンケース1010W-2なら26セット保管できます。どちらもスリット数に対してケースが薄いのが特徴で重宝しています。
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一度使ったフックは未使用のフックと同じケースには入れないようにしてください。
未使用のフックが錆びてしまうので、100均のタッパーなど別の入れ物に入れた方が良いです。
まとめ:タイラバの交換用フックの自作
針先がなまってくると、アタリがあってもヒットしなかったり、バラしたりする原因に繋がるので、僕は最低でも毎釣行ごとに新しいフックを使うことを推奨しています。
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タイラバの交換用フックは慣れれば手軽かつ安く自作することができます。少しでも良い釣果に恵まれるよう、常に新しいフックを使って釣りができるように準備してみてください!
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