タイラバのカラーの特徴とは?現場での選び方を徹底解説!

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心の声

オレンジとレッドは持ってるけど、他のカラーも必要なの?
何か使い分ける目安ってあるの?

今回は、こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  • カラーごとの特徴
  • カラーローテーションの考え方
  • ヘッド、ネクタイ、スカートのカラー組み合わせ
目次

タイラバのカラーごとの特徴

タイラバのネクタイやヘッドのカラーには、かなり気を使うところではないでしょうか?

買ってくるにしても、自作するにしてもカラーの特徴を理解していなければ使いどころが分かりません。

とりあえずのオレンジやレッド、あとは適当にローテーションしてヒットカラーを探すなんてのもありますが、それでは再現性がありません。

まずは、少しずつでも構わないのでカラーの特徴を知り、現地で使い分けてみてください。

タイラバの主なカラー

  • オレンジ
  • レッド
  • ゴールド
  • グリーン
  • ブラック
  • グロー
  • ケイムラ

オレンジ

一言でいえばスーパーオールラウンダー。

アピールが強く、朝マヅメから日中、晴れと曇りと雨、浅場と深場、濁りにも強いと、あらゆる状況で使えるのがオレンジの特徴です。

ベイトがイワシや甲殻類の時にも威力を発揮します。

レッド

オレンジほどではないがオールラウンダー。

アピールが強く、朝マヅメにも日中にも強いです。

シルエットがハッキリしているのが特徴で、オレンジと比較して濁りや深場に一歩踏み込んだカラー。ベイトが甲殻類の時に強く、イカやタコにも有効です。

ゴールド

濁り潮や、雨や曇りの日に強い。

ピーカンの日とか澄潮と言うよりは、暗くて海中の視認性が低いシーンで好釣果を得られることが多いです。朝マヅメにも有効。

個人的には春先から夏にかけて良い思いをしたことが多いです。

グリーン

澄潮と言えばグリーン!

オールラウンダーなオレンジやレッドの影に潜みがちですが、海の色が綺麗な時は絶対外せないカラー。

実は思ってる以上にシルエットが強め。光の量が少ない、朝マヅメ、曇りや雨、深場で特に有効です。

ブラック

あらゆる状況でシルエットが強いブラック。

レッドやグリーンもシルエットは強いですが、ブラックはよりハッキリしており、浅場でも、光量の多い日でも兎に角シルエットが強い!

レッドよりも更にシルエットでアピールしたいような状況で使います

グロー

蓄光塗料が練りこまれたもので、暗い場所でも薄っすらと光ります。

光量に関係するようなシーンに強く、朝マヅメ、雨の日、濁り潮、深場で特に有効です。

深場と言っても、澄潮でピーカンの日中だと50m程度では恩恵を得られにくく、真価を発揮しだすのは更に深場となります。

ケイムラ

マヅメの時間帯は手で持ってても光ってるのが分かります

紫外線に反応して青く発光するカラーです。蓄光ではないので紫外線が当たらないと光りません。

ケイムラは光量が少ないような、朝マヅメ、深場、濁りのある日に有効です。

ちなみに蛍光カラーも紫外線に反応して発光するので、同様の効果が期待できます。

ヘッドとネクタイとスカートのカラーについて

カラーと言うと、ネクタイだけに目を向けがちですが、ヘッドとスカートも基本的には近い色に揃えるのがセオリーです。

意図的にミノーのレッドヘッドのような組み合わせで釣るのも一つの方法ではありますが、情報整理が複雑になってくるのでおすすめしません。

ちなみに、そんなにたくさんカラーを揃えられないよと言う場合は、自作するのも一つの手です。(タイラバの自作は敷居が低くコスパも最高)

タイラバのカラーローテーションを現場で考える方法

結論から言うと、カラーローテーションは現場状況に合わせてアピールの強弱を調整します。

流れとしては現場の状況に合わせて、アピール強からアピール弱へ試していきます。

現場状況の判断材料

  1. 光の量
  2. ベイト

光の量

1つ目は光の量で、簡単に言えばタイラバのいる場所の明るさです。

光の量を決定する要素は主に4つあります。

  1. 時間帯:日中が明るく、マヅメは暗い
  2. 天 候:晴天は明るく、曇りや雨は暗い
  3. 水 深:浅場は明るく、深場は暗い
  4. 海の色:澄んでると明るく、濁ってると暗い

これらを総合的に見て、まずは活性の高い魚に見つけて貰いたいのでアピールできるカラーをチョイスします。

例えば、マヅメ+曇り+濁り潮+深場であれば、かなり暗いのでグローを選びます。

グローを使ってみて反応がなければアピールが強すぎる可能性があるので、少しアピールを下げる目的で、ケイムラやレッドを試してみます。余裕があればネクタイの形状を変えてみるのも効果的です。

ベイト

2つ目はベイトです。

船長からベイトの話を聞けれるようであれば、ベイトにあわせたカラーを使うのも有効です。

イワシであればオレンジやゴールド、甲殻類ならオレンジやレッド、イカやタコならレッドやケイムラやグローと言った感じです。

またカラーの話とは少しずれますが、巻き上げるスピードや量も一緒に意識するとよいでしょう。例えばイワシなら早巻きで多く巻く、甲殻類なら遅巻きでボトムをネチネチ攻める等です。

まとめ:タイラバのカラーの選び方

まとめますと、まずはカラーの特徴を覚えます。

いきなり最初からすべてのカラーの特徴は覚えられないので、最初はオレンジとレッドがオールマイティであることに、グリーンが澄潮に強いことぐらいから覚えると良いと思います。グローは覚えやすいので次に拘りたいのはゴールドといったところでしょうか。(日中の曇りに強い)

ヘッド、ネクタイ、スカートはできるだけ同系色で揃えましょう。レッド+グリーンの様に大きく外れていなければ大丈夫です。もし買い揃えるのが難しければ自作もご検討ください。

カラーの特徴を覚えたら、今度は現場の状況に合わせてアピールの強いものから弱いものにシフトしてみてください。ここでアジャストがカチっとハマると、ますますタイラバが面白くなってくるので、是非オールマイティなオレンジに限らず色んなカラーを使ってみてください!

ヨル
釣り師
釣り歴15年・小型船舶免許持ち・四国在住・自作野郎
主な釣り品目は、タイラバ、ティップラン、エギング、メバリング、アジング、ワインド、タチウオの曳釣り。
素人ならではの忖度しないリアルな考えや経験談を発信することで、少しでも他の釣り師の役に立とうとの思いからブログを運営。
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