本当に不要?タングステン製と鉛製タイラバヘッドの使い分けとおすすめ10選!

【PR】この記事には広告を含む場合があります。
心の声

タイラバにタングステンって必要なの?
価格に見合ったメリットってあるの?

そんな疑問を持つ皆さんへ。今回は、タングステン製のタイラバヘッドについて解説します。

タングステン製のタイラバヘッドは、鉛製のタイラバヘッドに比べて、より速く深場に到達し、高い感度で底取りできるため、効率よく魚を狙う際に役立ちます。しかし、一方で価格はやや高めで、鉛製とは重さの選び方も少し異なります。

この記事では、そんなタングステン製のタイラバヘッドの選び方について詳しく解説します。使い分けのポイントからおすすめの商品まで、これさえ読めばタングステン製のタイラバヘッドの魅力を理解してもらえると思います。

この記事でわかること
  • タングステンヘッドのメリット・デメリット
  • タングステンヘッドと鉛ヘッドの使い分け
  • おすすめのタングステンヘッド10選
この記事を書いた人
ヨル

<プロフィール>
✔釣り歴15年
✔小型船舶免許持ち
✔週末は天候が合えば出船してタイラバ

目次

タングステンと鉛の違い

タングステンと鉛の違いを簡単にまとめると以下の図のようになります。

タングステンと鉛の比較図

特に大きな違いは比重で、鉛が11.36g/㎤に対しタングステンは19.3g/㎤と約1.7倍の質量となっています。ちなみに鉄の比重は7.85/㎤なので、鉛の質量が小さいのではなく、とにかくタングステンの質量がメチャクチャ大きいのです。

タングステン製タイラバヘッドと鉛製タイラバヘッドの比較写真

タングステンの方が質量が大きいことを分かって頂けたと思うので、次は実際に同じ重さの鉛製タイラバヘッドとタングステン製タイラバヘッドを並べた写真をご覧ください。

上の写真はメジャークラフトから発売されている、鯛乃実の鉛ヘッドとタングステンヘッドで、左が鉛製、右がタングステン製です。実際に同じ重量で並べてみるとタングステン製の方がかなりコンパクトなのが分かって頂けたかと思います。

タングステン製のタイラバヘッドを使うメリット

タングステンヘッドのメリットを一言で言うと、

コンパクト=水の抵抗が少ない に尽きます。

水の抵抗が少ないことで、以下のメリットが派生します。

  • 着底感度が良い
  • フォールスピードが速い
  • 鉛製ヘッドよりも軽い重さで底取りできる
  • シルエットを小さく見せることができる
  • 巻き抵抗が少ない
  • ヘッドが派手に動きにくい

着底感度が良い

鉛と比べるとタングステンの方が硬いので、海底の小石などに当たった時の反響が大きく、ボトムの地質を把握しやすくなります。ガツンと岩に弾かれる感じ、コトッと小石に当たる感じ、砂泥にズボッと埋まる感じなど、鉛製よりも情報量が多く根掛かり回避力にも影響してきます。

ヨル

底取りに慣れていない初心者の方にこそ積極的に使ってみてほしいと思います。

フォールスピードが速い

タングステン製のヘッドは水の抵抗が少ないので、同じ重さの鉛製ヘッドよりもフォールスピードが速くなります。フォールスピードが速いと底取りのしやすさにも影響する他、速いフォールにだけ魚が好反応を示す場合に有効です。

鉛製ヘッドよりも軽い重さで底取りできる

フォールスピードが速いので、鉛製のヘッドよりも軽いヘッドで底取りすることができます。例えば鉛製のヘッドで100gじゃないと底取りできないようなシーンでも、タングステン製なら80gで底取りできます。

シルエットを小さく見せることができる

もともと同じ重さでも体積が小さいことに加え、鉛製のヘッドよりも軽いヘッドを使えることで、鉛製ヘッドよりも二回りほどシルエットを小さくできます。

シルエットの抑え方としては以下の2パターンがあります。

  • ヘッドだけ小さく見せてネクタイを目立たせる
  • ネクタイも細くて短いものにして全体的にシルエットを抑える
ヨル

特に水温や潮の影響で魚が食い渋っているような時は、シルエットを抑えることで釣果に繋がることが多いです。

巻き抵抗が少ない

フォールスピードが速いのと同様に、水の抵抗が少ないので巻き抵抗も少なくなります。特に深場では水圧の抵抗もあるので抵抗の差の恩恵が大きく、同じ底取りできる重さとして120gの鉛ヘッドと100gのタングステンヘッドを比較すると、圧倒的に100gのタングステンヘッドの方が負担が小さいです。

ヨル

個人的な感覚としては、深場でロープロファイル型のハイギアのリールで120gの鉛ヘッドを使うのは結構しんどいですが、100gのタングステンヘッドなら全然余裕で使えます。

ヘッドが派手に動きにくい

シルエットが小さく抵抗が小さいことで、リトリーブ中やフォール中の動きがとても静かです。鉛ヘッドだとリトリーブ中にS字気味に動くものもあれば、ウォブリングするものもあります。

魚がそういった動きに反応する時は問題ありませんが、逆に魚が派手な動きを嫌うような渋い時にはタングステンヘッドでアクションを減らしてやることで、釣れなかった1匹をキャッチできる場合もあります。

タングステン製のタイラバヘッドを使うデメリット

ここまでタングステンヘッドのメリットをご紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。

タングステンヘッドのデメリット

  • 価格が高い
  • 塗装が剥げやすい

価格が高い

タングステン製ヘッドは鉛製ヘッドに比べて一般的に高価です。主な理由はタングステン自体がレアメタルなので高価なことや、鉛より加工が難しいことなどがあげられます。

具体的に定価ベースで比較すると、上記比較写真で紹介したメジャークラフトの鯛乃実80gだと、鉛製は506円なのに対し、タングステン製は2,200円と約4倍の価格設定となっております。実際は値引きもあるのでもう少し安くなりますが、それでもなかなか手を出しにくい金額だと思います。

ヨル

しかしながら、タングステンヘッドならではのメリットも多くあるので、最初はお試し的にAmazonの激安タングステンヘッドでよいので試してみることをおすすめします。

塗装が剥げやすい

実はタングステン製ヘッドの方が高価なのに、鉛製のヘッドよりも塗装が剥げやすい傾向にあります。

特に岩場で石などに当たると顕著に塗装が剥がれる場合があります。鉛は柔らかいので硬いものに当たっても削れるような感じで塗装が取れていくのですが、タングステンは硬い金属なので衝撃で塗装が割れるような感じでバリっと剥がれていきます。

とは言ったものの、実はこの点については非常に有効な対策があって、使用前に一度で良いのでウレタンコートにドブ漬けしておくと格段に塗装の持ちがよくなります。

ヘッドをドブ漬けする方法については、こちらの記事をご参考になさってください。

タングステンヘッドと鉛ヘッドの比較表

比較項目タングステンヘッド鉛ヘッド
着底感度良い普通
フォールスピード速い普通
底取り軽くてもしやすいそれなりに重さが必要
シルエット小さい大きい
巻き抵抗小さい大きい
ヘッドの動き小さい大きい
価格高い安い
塗装の強度一気に割れるように剥がれる徐々に削れるように剥がれる

タングステンヘッドと鉛ヘッドの使い分け

ここまでタングステンヘッドのメリットとデメリットを紹介してきましたが、これらは正確にはタングステンヘッドの特徴であって、本来のメリットは鉛ヘッドだけを使う場合と比べて戦略幅を広げられることにあります。

ですので、タングステンの方が高いから釣れると思い込まず、現場の状況に応じてタングステンヘッドと鉛ヘッドを使い分けることで釣果を増やすことができます。

以下に、参考例として使い分けを幾つかご紹介します。必ずしも常に正解というメソッドではないのでバリエーションとして見て頂ければと思います。

朝マヅメ

朝マヅメは魚の活性が高いので、シルエットや動きが大きい鉛ヘッドを使い積極的に誘っていきます。リトリーブのスピードもカウンターで言えば4~5と少し速めで巻いてみるのがポイントで、ネクタイはカーリーもストレートもどちらも有効です。

ベイトがイカやタコの場合

夏の昼前後はイカを食べてるイメージが強いので、シルエット大きめの鉛ヘッドに大きめのカーリーネクタイやワームを装着し、スローリトリーブで魚にゆっくりタイラバを見せます。

ベイトが魚の時

シルエットの小さなタングステンヘッドに、ストレートのネクタイを付けます。メチャクチャ速い動きに好反応なことがあるので、回収レベル(カウンターで言うと8とか9)で誘ってみます。ちなみにフォールにも好反応なので、他の人が80gの鉛を使ってる時に一人だけ150gのタングステンを入れてみたら独りだけ入れ食いみたいな経験もあります。

魚の活性が低い時

魚の活性が低い時は、軽めのタングステンヘッドに小さめのネクタイをセットし、シルエットと動きを抑えつつデッドスローで誘ってみます。ラインも少し多めに出してバーチカルと言うより横の動きでボトムをゆっくり攻めるイメージです。

ヘッドをロストしやすそうな時

ヘッドをロストしやすそうな時は、タングステンヘッドを使っている場合ではないので鉛ヘッドを使用します。具体的には、根が荒いポイント、サバフグが多い時、サワラやタチウオが釣れている時などです。

ヨル

隣で何かに仕掛けを切られたと言う人がいたら、全速力で仕掛けを回収し、鉛ヘッドに交換してください。船がポイント移動してくれたらよいですが、移動してくれない場合はロストする可能性が高いので鉛製のヘッドで暫く様子を見た方が良いです。

おすすめのタングステンヘッド

さて、ここまでタングステンヘッドのメリットや使い方について解説をしてきました。

タングステンヘッドには沢山のメリットがあるものの、高価なのでなかなか手を出せないという人が多いと思います。しかし、最近では激安かつ品質の良いタングステンヘッドも多く販売されているので、興味のある人はまずAmazonの激安タングステンヘッドの使用を検討してみてください。

また、有名メーカーからは激安タングステンヘッドにはない独自設計されたヘッドが幾つか発売されています。少し高価なので、たちまち買う買わないは別として簡単にご紹介します。

START Value タングステン

無塗装激安タングステンヘッド

側面がフラットで、エッジのきいた形状をしています。無塗装のままでも釣れるし、塗装して使えば戦略幅が広がるので更に良いです。こちらの記事で詳しくインプレしています。

残念なのは重さのバリエーションが少なく、45g、60g、80gしかないこと。(45gは記事執筆時点ではまだ発売されていません)

CLEYE タイラバ タングステン ヘッド

Amazonの激安タングステンヘッド その1

CLEYE タイラバタングステンヘッドは、無塗装のタングステンヘッドを一個単位で買いたい場合に最も安く買えるタングステンヘッドです。例えば執筆時点だと80gだと1,416円です。(しかも送料込み!)

無塗装で良いので、とにかく安く少しずつ重さのバリエーションだけを持たせたい場合は是非検討してみてはいかがでしょうか。

彩 IRODORI タングステンヘッド Oval

Amazonの激安タングステンヘッド その2

数あるAmazonの激安タングステンヘッドの中で、塗装されてるものの中で最も安いのが彩のタングステンヘッド Ovalです。

塗装無しのタングステンヘッドでも普通に釣れますが、やはりカラーがついてる方が戦略性や再現性に繋がるので、安くて塗装のあるタングステンヘッドが欲しい場合は、彩のタングステンヘッド一択です。

セット買いが断然お得ですが、バラ売りを買いたい場合はこちらから購入できます。

彩 IRODORI タングステンヘッド Bicone

Amazonの激安タングステンヘッド その3

彩のタングステンヘッド Biconeは彩のもう一つのタングステンヘッドで、こちらの方が若干高い価格設定となっているものの相変わらずの激安っぷりです。

先端が尖っているので一般的なラウンド型や太鼓型のヘッドと比べると着底感度が高くなっており、順付けと逆付けでアクションを変えることができるという、一粒で二度おいしいタングステンヘッドです。

セット買いが断然お得ですが、バラ売りを買いたい場合はこちらから購入できます。

彩 IRODORI タングステンヘッドのオマケ
先日、彩のヘッドを買ったらオマケの品を付けてくれていました

START 2stepTG ヘッド

有名メーカーの中では最も安いタングステンヘッド。ヘッドの後方部分の穴が大きくなっており、ネクタイユニットを安定させることができます。筆者もいくつか持っていますが引き抵抗が軽く非常に使いやすく感じています。

ジャッカル TGビンビン玉スライドヘッド NEO

TGビンビン玉スライドはオーソドックスな形状をしたタングステンヘッド。潮の強弱が分かりやすいのが特徴で、保護パイプにはPTFEタフネスパイプが搭載されており摩擦によるラインのダメージ軽減に貢献しています。

ジャッカル TGビンビン玉スライド雷流ヘッド NEO

TGビンビン玉スライド 雷流ヘッドはドテラ流しや潮が強いシーンに向いたタングステンヘッドです。リトリーブすると上方向に浮き上がりやすい形状をしており、ラインが沢山払い出されているような状況でも宙層に浮いたマダイを攻略しやすいのが特徴です。

正しいセッティング方法は、尖ってる方がロッド側、丸い方がフック側です。

がまかつ 桜幻 鯛ラバーQ TGシンカー

ほぼ完全な球形で、リトリーブ時にシンカー後部で発生する乱流が少なく、極力アピールを控えたいような場合に繊細な動きをするネクタイとの相性が良い。

塗装にもこだわりがあり、ステルス性の強いマットカラーなのでシャローではステルス、逆に目立ちにくいディープはグローでアピールします。

ジャッカル TG ビンビンスイッチ

TGビンビンスイッチは通常のタイラバヘッドのようにシンカーの中をラインが通らない構造になっています。そのおかげでネクタイユニットがヘッドより前にあるので、トータルシルエットを小さく見せられるのが大きなポイントです。

縦長な形状なので横に引くと少しユラユラします。ドテラ流しでもよく釣れますが、どちらかと言うとバーチカルの方が本領を発揮します。

ヨル

品薄状態によるプレミア価格になっている場合があるので、80gが2,564円以上するのであれば転売屋のボッタクリなので買わない方が吉。

ダイワ 紅牙ブレードブレイカー TG 玉神

2023年4月に新発売されたタングステンヘッドで、ヘッドにダイレクトに当たってくる真鯛に対し、フッキング性能を向上させる等、玉噛みコンセプトを具現化したタングステンヘッド。

テールのブレードはヘッドのスイミング姿勢の安定と高いアピール力を発揮します。

ヨル

こちらも品薄状態によるプレミア価格になっている場合があるので、80gが3,576円以上するのであれば転売屋のボッタクリなので買わない方が吉。

おすすめのタングステンヘッドのまとめ

今回は鉛製ヘッドとタングステン製ヘッドの違い、メリット・デメリットをご紹介しました。

もし、まだタングステン製のヘッドを持っていない方はこの辺りの激安品で大丈夫なので是非使ってみてください。鉛製のヘッドに加えタングステン製のヘッドを使うことで、戦略幅が広がり、今までに釣ることのできなかった魚が釣れれば、釣り友に釣果勝ちできる可能性も上がりますよ!

ヨル
釣り師
釣り歴15年・小型船舶免許持ち・四国在住・自作野郎
主な釣り品目は、タイラバ、ティップラン、エギング、メバリング、アジング、ワインド、タチウオの曳釣り。
素人ならではの忖度しないリアルな考えや経験談を発信することで、少しでも他の釣り師の役に立とうとの思いからブログを運営。
目次