夏の船釣りってどんな格好で行けばいいの?
おすすめのウェアは?
夏の訪れとともに、心地よい風と共に釣りの魅力が膨らむ季節がやってきます。しかし、夏の船釣りは高温や紫外線の影響を受けやすく、熱中症や日焼けなどのリスクを伴うので、安全かつ快適に楽しむためには服装の選択が不可欠です。
この記事では、夏の船釣りの服装ポイントと、コスパ重視のおすすめのウェアをご紹介します。
- 夏の船釣りの服装例
- 夏の船釣りに適した服装のポイント
- おすすめの各種ウェア20選
<プロフィール>
✔釣り歴15年以上
✔ボートオーナー
✔基本天候が合えば週末は出船
夏の船釣りの服装例
たまに、キャップを反対に被りサングラスを装着。服は半袖Tシャツと短パンだけで日焼け止めも塗らない褐色肌の海の漢を見かけますが、真似をすると日焼けで皮膚が火傷するだけでなく、熱中症のリスクも高まるのでオススメできません。
- 上 インナーシャツ + 半袖Tシャツ + ライフジャケット
- 下 タイツ + 短パン
- 頭 ハット or キャップ、偏光サングラス
- 靴 裸足にクロックス系のシューズ
更に肌が露出している部分には日焼け止めを塗る
上記のほか、半袖Tシャツの代わりにUVカットパーカーを着て、キャップの上にフードを被せて首周りの日焼けを防ぐなんて方法もあります。
いずれも釣具メーカーから発売されているような高価な商品である必要はなく、ワークマンやGUなどで安く抑えても全く問題ありません。実際、船の上ではワークマン被りがよく発生します。
インナーシャツなんて逆に暑いし日焼け止めを塗るだけの方が良いんじゃないのか?と思うかもしれませんが、インナーシャツを着ている方が圧倒的に快適ですし翌日の疲れが全く違います。
夏の船釣りに適した服装のポイント
熱中症対策
熱中症対策には以下の要素に注意することが重要です。
通気性
綿のような熱がこもりやすく蒸れやすい素材は熱中症のリスクが高まるので、ポリエステル100%のような通気性の良い服でUVカットのものを着用することをおすすめします。
ワークマンの冷感リフレクティブ フランク半袖Tシャツなんかが良い感じです。
吸水速乾素材
直接肌に触れるインナーには吸水速乾素材のインナーを着用します。適度に風が吹いてる日はさほど気になりませんが、夏は無風の日が多くあるので、風が無くても服の素材で汗を吸い、気化熱で少しでも体温を下げてやる必要があります。
服の色
色は熱を吸収しにくい白やグレーなどの薄い色がおすすめです。紫外線対策としては黒の方がよいですが、薄い色のUVカットの服を着れ問題ありません。
ライフジャケット
ライフジャケットについては、肩掛けタイプよりも腰巻タイプの方が体への接触面積が少なく快適です。既に持っているのであれば、買い替えるほどではありません。
もし、まだライフジャケットを持っていない方は、ブルーストームのソバーウエストがオススメです。
紫外線対策
UVカットの服
日焼け止めを塗るのは当然として、UVカットの服を装着し極力直射日光に皮膚をさらさないことが重要です。見た目が同じようなタイツを装着してても、UVカット仕様になっていないものは服が熱くなるのでとても着ていられません。
帽子の着用
キャップと言うよりは、ツバが広めのハットがおすすめです。徹底的に焼きたくない人には、安くても首周りや顔を覆うことのできるハットもあるので後ほどご紹介いたします。
サングラス
意外と知らない人が多いのですが実は目も日焼けします。目を保護しないまま一日中釣りをすると白目が真っ赤になってしまうので、UVカットのサングラスで保護してやります。
TALEXのような高価なレンズの入ったものを買う必要はなく、どちらかと言うと重さや付け心地を優先した方が快適です。
日焼け止め
肌が露出している部分には、必ず日焼け止めを塗ります。スプレータイプやジェルタイプは流れてしまいやすいのでミルクタイプがおすすめです。
日焼け止めについては個人的に色々試しましたが、アネッサのパーフェクトUV スキンケアミルクが最強だと思います。
雨への対策
雨が降りそうな天気の場合は簡易的なもので良いのでレインジャケットを持っていくことをおすすめします。船の上で一日雨にうたれると夏とはいえ相当に寒いです。
レインジャケットを着る時は、インナーの袖を肘より上まで捲り上げておくと胴体まで水が沁みてこないので試してみてください。
ここからは、おすすめのインナー、ハット、シューズ、サングラスをご紹介します。
夏の船釣りにおすすめのインナーシャツ
ワークマン 遮熱-5℃冷感 長袖クルーネック
遮熱-5℃冷感 長袖クルーネックはワークマンから発売されている激安冷感インナーです。
オンラインストアで売り切れてても、ローカル店舗に残っている可能性があるので、気になる方はあきらめずに在庫検索を試してみてください。
第一精工 MCクールムーバー アンダーシャツ
MCクールムーバーは接触冷感、消臭、ストレッチ、UVカット、吸汗速乾と五拍子揃っているのに、実売が2千円を切ると言う、ワークマン顔負けのコスパ最高タイツです。
フリーズテック 氷撃 冷感シャツ 長袖クルーネック
氷撃 冷感シャツ 長袖クルーネックは裏地全面に特殊な冷感プリントが施されているおり、汗を吸収すると吸熱特性により更に生地温度が下がり冷感が付与される仕組みになっています。
僕は毎年夏になると熱中症になりがちでしたが、氷撃を使うようになってからは全く熱中症にかからなくなりました。(以前はユニクロのエアリズム)
シマノ サンプロテクション ハイブリッド インナー シャツ IN-000V
重ね着した時に2重になる部分に風通しの良いメッシュを採用しているので、肩、脇、胸、腹、背中の蒸れ解消に貢献します。
アームカバーのような使い方をしたいものの、アームカバーだとずり落ちてくるのが気になる人は、検討してみても良いと思います。
夏の船釣りにおすすめのインナータイツ
ワークマン トリプル冷感コンプレッションフルレギンス
トリプル冷感コンプレッションフルレギンスはUVカットだけでなく接触冷感も付いたタイツです。
人気が高くすぐ売り切れるうえに店舗取置依頼には対応していない商品なので、気になる人は早めの注文を推奨します。
第一精工 MCクールムーバー アンダーパンツ
MCクールムーバーは接触冷感、消臭、ストレッチ、UVカット、吸汗速乾と五拍子揃っているのに、実売が2千円を切ると言う、ワークマン顔負けのコスパ最高のタイツです。
フリーズテック 氷撃 冷感フルレングスタイツ
氷撃 冷感フルレングスタイツは裏地全面に特殊な冷感プリントが施されているおり、汗を吸収すると吸熱特性により更に生地温度が下がり冷感が付与される仕組みになっています。
冷感プリントのせいか結構ピチッっとした作りなので、少し大きめを買うの推奨です。例えば普段Lサイズを履いてる人はXLサイズでも少しピチッとなります。
シマノ サンプロテクション ハイブリッド インナー タイツ
重ね着した時に2重になる部分に風通しの良いメッシュを採用しているので、股やお尻の蒸れ解消に貢献します。
レッグカバーのような使い方をしたいものの、レッグカバーだとずり落ちてくるのが気になる人は、検討してみても良いと思います。
夏の船釣りにおすすめのハット
ワークマン シェードハット
ワークマンのシェードハットは1,280円ながら、収納可能なネックシェードが付いています。
ただし、人気が高くすぐ売り切れるうえに店舗取置依頼には対応していない商品なので、気になる人は早めの注文を推奨します。
バスダッシュ(Bassdash) フィッシングハット UPF50+
バスダッシュのフィッシングハットは首の後ろ側を日焼けから守ってくれるネックフラップがついています。しかも脱着可能なので洗濯ができる他、使わない時はメッシュポケットに収納することもできます。
サイズ調整が可能で52~60センチの頭囲に対応するなど、これだけ多機能なのに実売が3,000円を切るという、トンデモなく高コスパなハットです。
FREESE サファリハット
顔と首の前後をほぼ完全な形で紫外線から守ってくれるハットで、それぞれ独立して着け外しが可能な4way仕様となっています。
無名メーカーですが、日本人による運営と言う点もあってか、Amazonの評価は高いので品質面やサービス面での問題はないと思われます。
マズメ SUNSHADE HAT
マズメのSUNSHADE HATはサイズが2サイズ展開されている上に、アジャスターコードが付いているので少し頭が大きい人や小さい人でも自分にとってベストな被り心地を調整できます。
ネックフラップは大きめのメッシュ構造で肌触りが良く、使わない時は帽子のポケットに収納可能。最大の特徴はツバの部分にワイヤーが入っているので、風の強い日には内側に曲げて飛ばされにくくできることです。
夏の船釣りにおすすめのシューズ
ワークマン ボーンサンダル SAN320
ワークマンのボーンサンダルは980円と激安にも関わらず、ソールにはゴムが配置されており水周りでもグリップ力を発揮します。また、足首のバンドで安定感を高めることもできます。
オンラインストアで売り切れてても、ローカル店舗に残ってる可能性があるので、気になる方はあきらめずに在庫検索を試してみてください。
シマノ EVAIR マリンフィッシングシューズ FS-091I
面ファスナーベルトがあるので、脱ぎ吐きしやすく色んな足の形へのホールド感にも期待できます。
ソールには濡れても高いグリップ力を発揮するラバーソールが使われているので、濡れた甲板でも問題なく使用できます。ちなみにインソールは脱着可能。
サイズ表記に対して少し小さいので、普段履いている靴のサイズよりも1cm大きいサイズを購入することをおすすめします。普段通りのサイズだと結構きついです。
ダイワ ラジアルデッキフィットサンダル DL-1481HV
DL-1481HVの最大の特徴はソールにハイパーVが使われている点で、この手の靴の中では最強の耐滑性能を誇っています。
またサンダルと言う名前ですがヒールがあることや、クッション性の高いインソール(着脱可能)がついているので、もやはシューズと言っても良いレベルのサンダルです。
実は表面の柄がプリントなので、長く使ったり高圧洗浄機をあてるとプリントが剥がれてくることがあります。
日進ゴム HyperV #005
HyperV #005はハイパーVソールで有名な日進ゴムから発売されている作業靴で、靴の先に鉄板などのない軽いタイプのものです。
裸足に抵抗がある人は、ユニクロやGUなどのショートソックスと組み合わせて履けば短パンでもビジュアル的に問題ありません。
夏の船釣りにおすすめの偏光サングラス
コールマン 偏光サングラス ブラック CO3033-1
実はコールマンから実売二千円を切るような激安偏光サングラスが発売されています。
ノーズの調整機能こそついていませんが、錆びるパーツが少ないので、気にならない人にとっては最も安く買える偏光サングラスです。
フェリー スポーツサングラス
無名メーカーの激安偏光サングラスですが、Amazonの評価数が1万近くで★4.0と多くの人が納得して使用している商品です。
また激安にも関わらずノーズパットで鼻への当たりを調整できるようになっています。更に交換用のUVカットレンズが4枚も付いているので、状況に応じて使い分けることも可能です。
SWANS エアレス リーフフィット
エアレス リーフフィットは重量16gという驚異の超々軽量偏光サングラスです。また国産メーカーと言うこともあり、日本人の顔にジャストフィットするのも大きな特徴です。
その上、レンズがSWANS独自のハードコート膜で強化されたペトロイドレンズなので、非常に強い耐久性を持っています。
コールマン オーバーグラス CO3012-1
眼鏡の上からもサングラスをしたい。そんな人にはコールマンのCO3012-1がおすすめです。
大きさの割に重量は軽く23g。Amazonでの実売価格も二千円を切っているので、度付きのサングラスは高価なのでオーバーグラスを試してみたいと言う人には手を出しやすい価格となってます。
まとめ:夏の船釣りは対策が必須!
夏の船釣りにおいて、適切な服装を選ぶことは快適性と安全性を確保する重要な要素です。
熱中症対策としては、通気性の良い服やUVカットのインナーを活用し、体温調節をサポートすることが必要です。また、ツバが大きめのハットやサングラスを着用し、紫外線からの保護を徹底しましょう。
これらの対策を講じることで、船釣り中の熱中症や紫外線のリスクを軽減し、快適で安心な釣行が実現できます。是非、この記事を参考にして、夏の船釣りを心地よく楽しんでください。