タックルボックスってみんな持ってるけど必要なの?
バケットマウス?ドカット?どれが良いの?
こんな悩みを抱えていませんか?タイラバのタックルボックスを買うにあたり、どのタックルボックスを買えば失敗しないか悩んでいる方は多いと思います。
ネクタイやヘッドが増えてくると、スムーズに取り出せるようタックルボックスが必要不可欠となりますが、予算にあわせて適当に買ってしまうと、後々別の物の方が良かったと後悔することになってしまいます。
タックルボックスの購入で失敗しないためには、まずはどんなタックルボックスがタイラバに必要か理解したうえで選ぶことが欠かせません。そこで、この記事ではタックルボックスを選ぶ際のポイント3つと、おすすめのタックルボックス7つを紹介します。
この記事を最後まで読めば、自分に合ったタックルボックスの選び方が分かるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
- タイラバ用のタックルボックスを選ぶ際に見るべきポイント3つ
- タイラバにおすすめタックルボックス7選
<プロフィール>
✔釣り歴15年以上
✔ボートオーナー
✔基本天候が合えば週末は出船
タイラバで使われるタックルボックスの概要
タックルボックスとは、タイラバヘッドやネクタイやラインの他、プライヤーやハサミ等を収納するためのボックスです。製品によってはロッドスタンドが付いているものもあります。
タイラバヘッドやネクタイなどはタックルボックスに直に入れるのではなく、別途ルアーケース等を購入して整頓しながら収納します。ルアーケースは数百円から千円程度で売られていますが、最近ではダイソーやセリアでも安く手に入れることができます。
タイラバでタックルボックスを使うメリット
タイラバではタックルボックスを使用することで、以下のようなメリットが得られます。
メリット
- ネクタイやヘッド、プライヤーなどを整理整頓することで、船の上でもスムーズなセッティング変更ができる。
- タックルボックスに必要なアイテムをまとめて収納することでストレスなく釣りに専念できる。
- 釣り道具をタックルボックスにまとめることで、船の乗下船をしやすくなる。
- 自宅でもタイラバに関する釣り道具を一元管理できるので、釣行前の準備が楽になる。
逆にデメリットが何かあるのかと言うと購入するのにお金がかかるだけなので、メリットしかありません。
ちなみにタックルボックスは高そうなイメージがありますが、有名なバケットマウスなどは100gのタングステンヘッド1個と殆ど変わらない金額で購入できます。
タックルボックスの種類
ハードタイプのタックルボックス
ハードタイプのタックルボックスは、耐衝撃性コーポリマーなどの樹脂でできており、釣具をしっかり保管することができ、耐久性も高いため、上に座ったり立ちったりすることができます。また仕切り板があるのもハードタイプの特徴です。
例えば、メイホウの「バケットマウス BM-5000」は、オプションパーツでロッドスタンドやルアーホルダーをネジなしで脱着できる構造となっています。さらに衝撃に強い素材を使用しているため、不意の衝撃から収納したタックルを守ってくれる他、疲れた時には座ることもできます。
ソフトタイプのタックルボックス
ソフトタイプのタックルボックスはEVAなどの柔らかい素材でできています。ぶつけた程度で壊れることはありませんが、座ることには向いておらず、ハードタイプと比べれば耐久性が劣るものの軽量で持ち運びしやすくなっています
タイラバ用のタックルボックスの選び方ポイント3つ
では、早速タイラバ用のタックルボックスを選ぶポイントを3つ紹介していきます。
- 収納力
- 機能性・拡張性
- 耐久性
収納力
タックルボックスを選ぶ際には収納力が重要で、必要なタックル等をすべて収納できるように、タックルボックスの内寸やインナートレーの有無を確認します。
最近ではタイラバとイカメタルやSLJ等のリレーをする船も多いので、あまり極端にコンパクトに収納するのではなく、気持ち余裕を持てる大きさを選ぶのもポイントです。
ただし、極端に大きすぎると重たくなるだけでなく、船の上で邪魔になるので購入前に何をどの程度入れるのか、よく検討する必要があります。
機能性・拡張性
タックルボックスの機能性も重要なポイントです。例えばロッドスタンドが付いていれば、乗船前にガイドにラインを通すなどがしやすいです。拡張性についてはメーカーによっては様々なオプションパーツを追加することができます。
オプションパーツの例
- ロッドスタンド
- ドリンクホルダー
- ルアーホルダー
- サイドポケット
- パーツケース
例えばメイホウのバケットマウスであれば、色んなパーツが発売されており、基本的に工具なしで簡単につけ外しできるので非常に人気があります。レンタルボートなどのロッドホルダーの付いてない船に乗るときはロッドスタンドを付けて行き、遊漁船に乗る場合はロッドホルダーが備え付けらえてるので、かさ張らないよう外していくことなどが簡単にできます。
耐久性
ハードタイプもソフトタイプも多少ぶつけた程度では破損しませんが、ハードタイプは上に座れるぐらい頑丈です。ソフトタイプは座れるほどの強度はないもののハードタイプよりも軽量です。
あと対候性も重要で、ソフトタイプは安いものだと日光によって熱せられ変形してしまうなどの他、塩害でファスナーが動かなくなるなどがあります。
ちなみに僕は、プロックス EVAインジェクションバッカンを持っていますが、1年も経たずに蓋が変形してしまい非常に閉めにくくなりました。
タイラバにおすすめのタックルボックス7選
ここからは筆者がタイラバ用に厳選したおすすめのタックルボックスを紹介します。
メイホウ バケットマウス BM-5000
横×縦×深さ | 外寸(mm)440×293×293 | 横×縦×深さ | 内寸(mm)348×235×257 中皿から下206mm |
重量 | 2,380g | 容量 | 20L |
バケットマウスの魅力は、リーズナブルな価格でDIYが苦手な人でも簡単にカスタムできることです。
バケットマウスには標準でロッドスタンドなどは搭載されていませんが、そのぶん本体価格が抑えられています。必要に応じてオプションパーツとして追加する使い方になりますが、基本的に工具不要で簡単に脱着できるのが大きな魅力です。
メイホウのケースなら3010シリーズが205mmでマッチする他、ダイソーの200円のケースも210mmなのでギリギリ入るのも嬉しいところ。
カラー展開は、ブラックの他にオレンジや限定色のグリーンレモンなどがあります。
- DIYが苦手だけどカスタムしたい
- 日や船によって手軽に外装を変更したい
- 安くて頑丈なタックルボックスが欲しい
メイホウ バケットマウス BM-7000
外寸(mm) | 475×335×320 横×縦×深さ | 横×縦×深さ | 内寸(mm)383×281×281 中皿から下218mm |
重量 | 2,380g | 容量 | 20L |
BM-5000を一回り大きくしたものです。BM-5000でもタイラバに必要な道具は大体入りきりますが、BM-7000は更に容量があるので、プラスアルファで濡れタオルや飲食物、予備の服や脱いだ服、他の釣り道具などを収納できる余裕があります。
カラー展開は、ブルーの他にブラックもあります。
- イカメタル等のリレーも考えて、BM-5000よりも大きめのタックルボックスが欲しい。
- 脱いだ服など、タックル以外のものも収納したい。
メイホウ VS-7090N
横×縦×深さ | 外寸(mm)440×293×293 | 横×縦×深さ | 内寸(mm)348×235×257 中皿から下211mm |
重量 | 2,700g | 容量 | 20L |
VS-7090Nはバケットマウス BM-5000の上位版で、ハンドルストッパーが付いているのと中皿がリフトアップできます。
タックルボックスにタイラバヘッドなどを沢山入れると、ハンドルと本体の向きが一致せず不安定になります。そんな時にハンドルストッパーで固定してやることで安定した持ち運びが可能となります。これは特にロッドスタンドとロッドがささっている時にロッドの向きを手元でコントロールできるので大きなメリットです。
(出典:明邦化学工業 MEIHO)
中皿がリフトアップできるメリットは、中皿の下に格納したものを取り出すときに中皿を取り外す必要がないことです。大体の場合はネクタイやヘッドのケースは中皿の下に収納することになりますが、タイラバでは一日を通して何度もネクタイやヘッドを交換するので中皿をリフトアップできることで非常に手返しがよくなります。
- バケットマウス BM-5000よりも安定した持ち運びをしたい。
- ネクタイやヘッド交換の効率を上げたい。
- グリーンツートンが好き。
メイホウ VS-7095N
横×縦×深さ | 外寸(mm)475×346×320 | 横×縦×深さ | 内寸(mm)382×286×281 中皿から下218mm |
重量 | 3,220g | 容量 | 28L |
VS-7095NはVS-7090Nを一回り大きくしたもので、内寸はバケットマウス BM-7000とほぼ一緒です。こちらもハンドルストッパーが付いており中皿がリフトアップできるようになっています。
また、VS-7090Nよりも中皿の深みが増え収容力が上がっているので、スマホのモバイルバッテリーやサングラス等、沢山の物を入れることができます。
- バケットマウス BM-7000よりも安定した持ち運びしたい。
- ネクタイやヘッド交換の効率を上げたい。
- グリーンツートンが好き。
リングスター ドカット D-4700
横×縦×深さ | 外寸(mm)465×333×322 | 横×縦×深さ | 内寸(mm)360×255×210 (中皿使用時) |
重量 | 2,600g | 容量 | 公表なし |
頑丈且つ最も安いタックルボックスと言えばドカットです。ぶっちゃけタングステンヘッド100gより安いです。
元々、工具箱なのでメイホウのタックルボックスのようなオプションパーツは無いもののとにかく安くて頑丈。少しでも他のことに予算を回したい人にはおすすめのタックルボックスです。大きな中皿が標準搭載されており、寸法は223×265×70とやや深型なので、色んなものを名前の通りドカっと入れることができます。
思い切ってDIYでロッドスタンドを付けている人が多く、ロッドスタンドだけで良いのであればバケットマウスよりも側面の作りがシンプルで洗いやすいと言う利点もあります。
- ロッドスタンドなんかは不要なのでシンプルなタックルボックスが欲しい
- 頑丈で安いタックルボックスが欲しい
- DIYが好き
DRESS バッカン+ PLUS(プラス) 容量34L
横×縦×深さ | 外寸(mm)400×260×330 | 内寸(mm) | 公表なし |
重量 | 1,800g | 容量 | 34L |
DRESS バッカン+ PLUS最大の特徴は、他メーカーのタックルボックスとは違ったスタイリッシュな見た目です。
もちろん見た目だけではなく機能性も十分で、標準でロッドホルダー、プライヤーホルダー、フィッシュグリップが掛けられるDリング、ショルダーベルトが付いている他、ハンドルとショルダーベルトの両方が付いています。また同社のマルチホルダーショートを装着することで、ナイフやプライヤーや締め具なども収納可能。
ソフトタイプのタックルバッグなので座ることこそできませんがハードタイプよりも軽いというのもポイントです。
- 座る必要がないので軽いタックルバッグが欲しい人
- DRESSのデザインが好きな人
- ライムグリーンが好きな人
メジャークラフト タックルバッグ&ケース MTB-40/BK
横×縦×深さ | 外寸(mm)420×260×300 | 内寸(mm) | 公表なし |
重量 | 公表なし | 容量 | 公表なし |
ソフトタイプのタックルバッグはハードタイプと比べて高い傾向にありますが、メジャークラフトのタックルバッグはハードタイプと変わらない価格で販売されています。
標準で、ロッドホルダー、プライヤーホルダー、ショルダーベルトが付いているので、低価格ながら最低限欲しい機能は搭載されています。
フタの形状が特徴的で、フチが盛り上がってるのでタイラバヘッドなどをチョイ置きする皿にできます。逆に言えば水しぶきを受けると水が溜まってしまうのですが、それはそれでフタを開ければサっと流れていくので大した問題ではありません。
- ソフトタイプで安いタックルバッグが欲しい人
- オーシャンカラーやアースカラーが好きな人
【まとめ】タイラバ用タックルボックス
タイラバを楽しむにおいて、タックルボックスは必要不可欠なアイテムです。タックルを整理整頓できることで船上でサっとセッティングを変更できるだけでなく、自宅での準備やタックルの管理などの手間も省力化できるので沢山のメリットがあります。
安いものであれば3,000円もしないので、まだタックルボックスを持っていない方は、是非自分にあったタックルボックスを購入し、タイラバに活用してみてください。