自作UVレジンルアーでウォブリングできるか? 三角鉛筆65SS

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自作UVレジンルアーの新モデルを作りました!
色々試したところソリッドボディでもウォブリングさせることに成功しました!
目次

UVレジンルアーの新モデルの狙い

今回、自作することにした新モデルの狙いは以下の2点です。

  • アクションを豊富にしたい
    市販のソリッドルアーを幾つか持ってるけど、あまりアクションしないんですよね。
    販売されているのが小型ばかりのためか、いずれも思ったほど強いアクションをしない。
    だいたいは弱いS字系かI字系。
    何とか自作で、ソレっぽくウォブリングやローリングできないかチャレンジしたくなった。
  • 重量そして飛距離アップ
    もともと、ストロー65SS(2.3g)が完成した時点で、もう少し重いソリッドルアーを作りたかったと言うことがあります。設計前の構想よりは飛距離が出てますが、もう少し飛ばしたい。
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で、出来上がったのが以下です。

新モデル詳細

名称:三角鉛筆65SS
全長:65mm
重量:3.6g
種類:シンキングペンシル
原価:300円弱
アクションは、リトリーブでウォブンロールし、トゥイッチでダートします。
フリーフォールではバックスライドでフォールし、テンションフォールではヒラヒラとテールをふりながらフォールします。
またリトリーブの途中で、時折イレギュラーにボディ全体が横にスライドします。
この動きをバランスが悪いと捉えるか、不規則な動きが生物らしさを演出し魚のスイッチを入れると捉えるか。生み出した僕としては、このルアーの愛すべき個性だと思ってます。
こんなふざけた形状なのに本当かよ?と思うかもしれませんが、一応ちゃんとした考えがあります。
 

ヘッド形状はぶった切りの三角形

あえてヘッドの水受けを良くすることで、積極的にバランスを崩してアクションを開始しやすくしてます。
ちなみにZZヘッドのように尖らせると、リトリーブしてもI字の動きになってしまいます。

背中側を細く、腹側を平らにした

背中側を細くして腹側を平らにすることで、リトリーブ時の腹側の抵抗を増やしてます。
UVレジンのソリッドルアーは、ボディの質量が均一なので重量配分でアクションを付けることが難しいので、水の抵抗でバランスを崩すのが最も有効だと考えました。
リトリーブ時の姿勢は水平ではなく、若干立ち気味なので、最も水の抵抗が大きいのは腹側であろうと、このような形にしています。
また、ヘッドの上が尖ってることにより、トゥイッチしたらダートします。

実は

と、偉そうに講釈たれてますが、すみません。。。
実は正直に言うと、ネタ的に「三角鉛筆の形したソリッドルアーってどんな動きするのかな~?」と思って作ってみたら、思った以上に良い動きをしてたので、色々と考察したのが上記内容です。
ですので、もしかしたらテールの背中側も平らにした方が、もっとアクションするかもしれませんが、ここまで来たらネタ的にも三角鉛筆で通そうと思い、そのままにしてます。テールが重い方が飛距離も出るはず。
ちなみにブランクはダイソーの三角鉛筆です(笑)

実釣結果

うん。まぁ普通に釣れました。
でも、やっぱタダのリトリーブだと小型ばかり釣れてしまいますね。
この日は風も弱くて、潮もあまり動かなかったので、まぁ仕方ないかな。

これからの予定

  • 量産
    少し作って、M君、会社の釣友にあげる。テスターとしてタダで働いてもらう(笑)
  • 重量&サイズアップ
    今回、実釣テストでは、残念ながらキャストしても狙いたかったポイントまであとすこし届かなかったので、もう少々重くしたい。公文から、もう少し太い三角形の鉛筆が販売されていたはずなので、そいつをブランクにして同じようなものを作ってみる。
    UVレジンなので多少重くしたところで沈下速度が劇的に上がるわけでもないので大丈夫だろう。
    何せあげる先の釣友がエギングロッドかバスロッドなので(笑)
ヨル
釣り師
釣り歴15年・小型船舶免許持ち・四国在住・自作野郎
主な釣り品目は、タイラバ、ティップラン、エギング、メバリング、アジング、ワインド、タチウオの曳釣り。
素人ならではの忖度しないリアルな考えや経験談を発信することで、少しでも他の釣り師の役に立とうとの思いからブログを運営。
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