タイラバの仕掛けを買おうと思うけど、コスパの良いもの、人気のあるもの、オススメを知りたい。
これからタイラバを始めようと考えている人は、コスパの良いタイラバ、使い勝手の良いタイラバ、最強のタイラバがどれなのか知りたいと思います。
この記事は、そういったお悩みを解消できるよう、筆者が実際に色々散財して使いまくってきたタイラバのなかから厳選したものをご紹介いたします。
- コスパ最高のタイラバの仕掛けセット
- 人気最強のタイラバの仕掛けセット
- ネクタイ交換が簡単なタイラバの仕掛けセット
<プロフィール>
✔釣り歴15年以上
✔ボートオーナー
✔基本天候が合えば週末は出船
タイラバを購入にあたっての予備知識
仕掛けは基本的に遊動式
実は仕掛け自体は遊動式なので、他社のヘッドとフックユニットやネクタイの互換性が高いです。ぶっちゃけほとんどのヘッドはどのメーカーのフックユニットでも問題なく使うことができます。
まれにワゴンセールで固定式の仕掛けを見かけることもありますが、遊動式の方がバラシが少ないので下手に固定式の仕掛けに手を付けるのはやめておいた方がよいです。
重量やカラーについて
購入するものの目星がついたら、予備も含めてカラバリを持たせようと考えると思いますが、これについてはカラバリを充実させるよりも、色んな重量を買い揃えることを優先してください。まず底が取れないと釣りにならないし、周囲と重さを揃えないとオマツリの原因にもなるからです。
ちなみにおすすめのカラーはオレンジです。オレンジはかなりのオールマイティなカラーなので、マヅメだろうがピーカンだろうが曇りだろうが普通に魚が釣れます。しかし、カラーについて拘りたい場合は、以下の記事を参考に選んでみてください。
おすすめのタイラバの仕掛けセット 10選
タカミヤ ライトステップ タイラバ
ライトステップ タイラバは「釣り具のポイント」オリジナルのタイラバです。見た目の派手さはありませんが、実売価格が600円程度と非常にコスパの高い価格設定となっています。
安いから品質がダメかと言うと全くそんなことはなく、これからタイラバを始めるけど予算はできるだけリール等に使いたいと言う人にはイチオシです。
ちなみにネクタイはストレートしかありませんが、交換しやすい作りになっているので、簡単に他社のネクタイを装着することも可能です。
重量バリエーション:60g、80g、100g
カラーバーリエーション:3色
メジャークラフト 鯛乃実
鯛乃実はメジャークラフトから発売されている激安タイラバです。80gの実売価格は600円前後と鯛乃実もコスパを語る上では外せません。
ライトステップタイラバと比べるとカラーや重量のバリエーションが多く、特に重量については130gや160gもラインナップされています。
ネクタイはストレートのみ。一応ネクタイ単体の交換もできるものの一度バラす必要があり、簡単なものが良いと思う人は、若干高くなるものの後述するフリースライドやビンビン玉の方がおすすめです。
重量バリエーション:45g、60g、80g、100g、130g、160g
カラーバーリエーション:9色
ハヤブサ フリースライド VSヘッドプラス コンプリートモデル
フリースライド VSヘッドプラスは、綺麗な見た目や重さのラインナップを持つ中でトップレベルのコスパです。
ネクタイが細いのが特徴。細めのストレートとカーリーがセットされており、食い渋り時に有効な組み合わせとなっています。
ネクタイ単体の交換も簡単なので使い勝手バツグンで、紅牙などと比べるとマイナーな印象ですがコスパはかなり良いです。
重量バリエーション:45g、60g、80g、100g、120g、150g、180g
カラーバーリエーション:5色
ジャッカル 鉛式ビンビン玉スライド
鉛式ビンビン玉スライドもコスパの良いタイラバです。
カラーによって装着されているネクタイの形状が異なり、オレンジゴールドとレッドゴールドはフィネスカーリー着用、他のカラーはフィネスストレート着用となっています。
ネクタイやスカートはバックファイヤーキャップでとめられており、ネクタイ交換も簡単にできます。もちろん他社のネクタイも装着可能です。
重量バリエーション:45g、60g、80g、100g、120g
カラーバーリエーション:8色
ジャッカル 爆流 鉛式ビンビン玉スライド
爆流 鉛式ビンビン玉は底取りしやすく水抜けがよいので、潮や風によく流されるような状況に向いています。またヘッドの動きがおとなしいのでアピールを抑えたい時などにも向いています。
流されて使う前提となっているため、二段目のフックが長めに作られています。バーチカルの釣りでフックがリーダーに絡むような場合は他のタイラバに変更するなどして使い分けると良いでしょう。
ネクタイについてはストレートのみとなっています。ネクタイ単体の交換は簡単ですがフックとの相性があるので、変える場合はストレートの色変更程度を推奨。
重量バリエーション:45g、60g、80g、100g、130g、160g、200g、250g
カラーバーリエーション:16色
ダイワ 紅牙ベイラバーフリーβ
紅牙ベイラバーフリーβは中井チューンで有名なタイラバです。カラーや重量のラインナップが充実しているだけではなく、フックに特殊なフッ素系特殊プレーティング加工がされているので刺さりバツグンで手で触っていると吸い付くように刺さります。(一方で若干錆びやすい印象もあります)
ネクタイはストレートが装備されており、2023年にフックユニットがβシステムに変更されてからはネクタイ交換が簡単になっています。
重量バリエーション:45g、60g、80g、100g、120g、150g、200g、250g
カラーバーリエーション:10色
最強のネクタイと言える中井チューン!
ちなみに標準で装備されているネクタイユニットは中井チューンではないので、中井チューンを使いたい人は別途、紅牙替えユニットβ SS 中井チューンを購入する必要があります。最強と名高いネクタイなので最低1セットは持っておきたいところです。
ダイワ 紅牙 カレント ブレイカー トリニティ α
紅牙 カレント ブレイカー トリニティ αはディープタイラバやドテラ流しに特化したタイラバです。底取りしやすく引き抵抗も少ないので、タングステンヘッドの購入に悩んでいるような人に向いています。
ネクタイはツインカーリーとなっており、ネクタイ単体の交換はできるものの、αユニットなので少し慣れが必要です。
重量バリエーション:80g、100g、120g、150g、200g、250g
カラーバーリエーション:8色
シマノ タイガーバクバク
タイガーバクバクの特徴はヘッドが左右にウォブリングすることで魚へのアピールが強いだけでなく、引き抵抗もあるので潮の強弱を感じやすくなっており、潮の緩い時に積極的に動かしたてアピールするのに向いています。
ちなみに45~100gの定価が同じなので、一番お買い得なのは100gです。重めのタイラバが欲しい人は比較検討してみてください。
元々ネクタイ交換はしやすかったのですが、2023年以降のモデルは更にネクタイ交換が簡単にできるように改良されています。
個人的には同社のラクチェンバクバクよりも、最新のタイガーバクバクの方がネクタイ交換が簡単だと感じます。
重量バリエーション:45g、60g、80g、100g、120g、150g、200g
カラーバーリエーション:6色
シマノ ドテラバクバク
ドテラバクバクは、名前の通りドテラ流しに強いタイラバです。フォールが早くて巻きが軽い。あまり激しくは動かないヘッドなのでドテラ流しに限らず魚へのアピールを控えたい時にも使えます。
フックユニットをヘッドに半固定できるので、リーターにフックが絡むことも殆どありません。ネクタイ交換は難しくはないものの、半固定させるゴムを少しずらしてやる必要があります。
重量バリエーション:80g、100g、120g、150g、200g、250g
カラーバーリエーション:8色
START 2step TG コンプリート
2step TGは激安タングステンヘッドです。鉛ヘッドと比べると高価ですが、シルエットを小さくできる、底取りしやすい、ヘッドのアクションを抑えられるなどの特徴があるので、最低でも1個は持っておきたいところです。
ネクタイはカーリーのみで、フックは3本針仕様となっています。ネクタイ交換は正直かなり面倒なので、ネクタイがダメになったら割り切って他のタイラバのフックユニット&ネクタイを組み合わせて使うのも全然アリだと思います。
重量バリエーション:45g、60g、80g
カラーバーリエーション:12色
80gまでしかないので、もっと重たいものが欲しければタングステンヘッドだけ別で購入することも可能。激安タングステンヘッドについてはこちらの記事をご覧ください。
まとめ:おすすめのタイラバの仕掛けセット
厳選してタイラバを紹介しましたがいかがだったでしょうか。
コスパ重視であれば、ライトステップタイラバや鯛乃実が最もおすすめです。ただ、もう少し重量が必要で簡単にネクタイ交換できるものが欲しければ、VSヘッドやビンビン玉などを購入すると良いでしょう。
ドテラ流しをするエリアであれば、ビンビン玉スライド(爆流)、カレントブレイカートリニティα、ドテラバクバクのいずれかを抑えておくと良いと思います。
また、タングステンも1つは持っていった方がよいので、2step TGもしくはAmazonの激安タングステンヘッドを購入しておくと良いでしょう。
自作するのもおすすめ!
実はタイラバのユニットは殆ど自作することができます。しかも結構簡単です。
全部を自作しなくても一部パーツだけを自作して使うと言うことも可能なので、工作好きな人やコストを抑えたい人はチャレンジしてみるのもアリです。